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11.42017
現地で見た台湾食品売り場事情を公開!その1
10/29〜11/4まで台湾に行ってきました〜!
高雄での販売会二件と台北での商談会2日間に出るための出張で、準備も含めて結構みっちみちに予定が詰まっていたのですが夜や早朝を利用して結構いろんな食品売り場を視察できました💪
時間はないんだけど、観光で行くよりお仕事で現地の人と直接関わることが多いので、色々と事情がきけて楽しかったですよ〜👲
台湾で青果や果物加工品を取り扱う場所は大まかにいうと下記の通りです。
①商店街の八百屋さん
②デパ地下&ショッピングモール地下食品売り場
③夜市&朝市
④スーパーマーケット
⑤市場
それでは順番にご案内していきます!
まず①商店街の八百屋さん、いたるところにいます!
台湾は亜熱帯〜熱帯ですから、フルーツ天国なんですねぇ。街路樹も椰子だったりするところもあります。🌴🌴🌴たいがいの八百屋ではカットフルーツも売ってます。この写真のとこは、おばちゃんが好きなフルーツをその場で向いて串に刺して売ってくれました。観光客向けでもあるのですが、台湾は外食の傾向が強くて自炊する人が少ないからってのもあるみたい。のぞいてみた商店街の八百屋さんのなかでは殆ど富裕層むけはなかったです。小綺麗な八百屋さんには日本のりんごや梨が置かれてましたが、そんなにいい質のものではなかったです。
では次、②デパ地下&ショッピングモール地下食品売り場。
現地人の通訳さんによると台湾は結構、貧富の差が大きいそうで、売り場によってそれが如実に現れていてこれが本当に面白かったです。イオンモール的に使われてる家楽福(カルフール)、たぶん高雄のローカルモール・ローカルデパート?で私たちの販売会も開催中の漢神アリーナや大立百貨店、日本でおなじみ新光三越や高島屋あたりの食品売り場は中産階級層がターゲット。若いおかねもちむけは市政府の誠品生活あたり(いたるところアートで表参道みたいだった)、お金持ちはそごう地下などにあるシティースーパー、ガチ勢はブリーズセンター内にあるブリーズスーパーって感じで、品揃えや店員の質をみたらターゲットが即わかります。
ミニトマトで例えましょう。カルフールのミニトマトは1キロ299元、三越デパ地下は350〜500gで99〜199元、ブリーズスーパーは350gで350〜480元。円に雑に換算する場合はこれらに4かけてください。ブリーズスーパーは写真撮影禁止ということで、撮影できなかったのがざんねん。
売り場は、どこも必ず日本、韓国、欧州のでっかい棚がありました。特に日本の棚と商品点数は多かったです。後述するスーパーでも同様の傾向がありましたが、純台湾産のものでも日本語を使ったほうが美味しそうで健康そうに思われて台湾人はよく買うのだそうで、いたるところに日本語が使われていました。日本の商品が喜ばれることは嬉しい反面、好みや良しとするものが日本的になるのは台湾植民地化してた影響もあるのかなと思うと現代日本人としてはしんみりというか、勝手に少し申し訳ない気持ちにもなりました。
あとオチのデパートの話、ブリーズセンターよりさらに凄すぎてお客さん引き気味のBellaVitaは、娘や妻が買い物するためにパパ1つ百貨店つくっちゃった系のお店です。食品店も入ってるみたいですが今回視察できず。また今度行ってみたいな〜しかしお金持ちってお金いっぱい持ってるんだなと思いました。
通訳さんが仰ってましたが、百貨店乱立している台北のなかでも、ブリーズセンターはブームの牽引役だそう。台湾ラグジュアリー路線、私も乗りたい!がんばろ〜。
長くなったので二回に分けますね。次回はザ・台湾な夜市、朝市、スーパー、市場を紹介します!お楽しみに〜✨