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慣行栽培が有機栽培に近づいてるって話がしたいの。

慣行栽培が有機栽培に近づいてるって話がしたいの。
その前に、どうしても言いたい事があるよ。私、お誕生日に彼らをapplepieにしています。
どういう事かというと、本日わたくしいちご農家 西岡農園の中身であるサチコが38回目のお誕生日を迎えました〜という事とは関係なく、ちょうど苺の天敵ダニが本日到着するって事で、彼らをアップルパイみたいなケースのおうちに分け入れる作業をしましたよ彼らは生き物ですから、乾燥して眠っているとはいえ一刻も早く仕分けて暖かいハウスに入れてやらないといけないのです
これはいわゆる天敵防除というやつで、うちではもうすっかりレギュラーな生物農薬。具体的にはいちごの葉っぱや実について悪さをするハダニを食べてくれるミヤコカブリダニをハウスに入れることで、ハダニ退治するという、敵の敵は味方作戦です。これをするとその他の化学農薬はほぼ使用できません。が、時期を見誤らなければ絶大に効果を発揮するのです✨日数たつごとに効果が薄れるんじゃなくて、ちゃんとしてやれば逆に勝手に増殖するし、なんなら次のシーズンに去年のミヤコカブリ一族がハウスに残ってくれてたりする☺️天敵防除を組み入れると、農薬不使用に限りなく近くなっていきます
私たちの苺は、特別栽培や有機の認証取れるくらい農薬使ってないし、有機肥料ばっか選びがち。でも諸々縛られてしまう認証を取るよりも品質を重視するので、いわゆる慣行栽培って事になります。
でもねえ最近思うんだけど、うちだけじゃなく品質重視する傾向が日本に強くあるがために、慣行栽培がかなり有機栽培に近づいていってると思うの。それってすごい面白い現象だな〜と現場に居ながら感じています‍✨
 


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