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5.92016
2016年05月09日の日記
鳴門の海のすぐそば、140年の歴史がある 井上味噌醤油さんにおじゃましてきました!
こだわりの木樽仕込み。この大きさの樽を作ったり、修理できる職人さんが少なくなってきていて、一時は昔ながらの製法を続けられないなら味噌作りをやめようかとさえ考えたそうです。そこに偶然、同じ徳島で樽職人さんとの出会いがあったおかげで、今も変わらぬ味のお味噌作りができている、と井上さんは感慨深そう。
原料は100%国産の米、大豆、塩。「もろぶた糀」という製法によって育て上げた麹菌と、鉄の和釜で炊いた大豆が、この快適な木桶の中で寝ながらじっくりとお味噌になるんだそうです。
このお味噌、全工程が手作業なので、徳島県内にいてもどこでも買えるわけではありません。ちょっと矛盾するけど、ほんとは内緒にしておきたいくらいの、徳島のたからものです。