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2014年06月11日の日記

興味あるかどうかわからないですが、皆さんがスーパーで買える苺と、それ以外の苺の違いについて、解説してみたいと思います。

写真右端の一粒は、スーパーなどで取り扱われている、市場規格で2Sという1番小さいサイズの実です。
左側の4つの実はすべて市場には出荷不可。
右から時計回りに、①小さすぎる、②熟れ過ぎ、③ヘタのキワが裂けてる、④全体に青い所が多い、という理由で出荷できません。

うちの場合、市場以外のところでも売ったり使ったりができる関係で、かなりロスが少ない方の農家だと思います。それぞれどう使うかといいますと、
①味も普通で流通も可能なため、加工用か、無人販売で売ります。
②味は普通かそれ以上に甘いですが柔らかすぎて翌日には汁だらけになるので、無人販売で近所の人に売る(ご好評頂いており、一時間くらいで売り切れる)か、ドライフルーツにします。
③①と同じく味も普通で流通も可能なため加工用などで売ります。
④流通は問題ないですが味がマズいので殆どのものは捨てます。

なんだかんだで、苺に関しては市場の指標がほぼ正しくて、美味しい実が流通しやすいようになってます。例外は、大粒苺で③のようにヘタのキワが裂けてる実は、栄養十分すぎて裂けた結果なので大変美味しいんだぜっていう一例くらい。
②が市場の苺よりも美味しい!という人もいますが、歯ごたえが柔らか過ぎて酸味もなくて、私はあまり好きでないです。
好みは人それぞれなので、②が好きな人は苺狩りにいくといいですね(`・∀・´)



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