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3.262020
こちらは土耕のいちごです。
こちらは土耕のいちごです。
高設(台の上に土を乗せて立ったまま収穫ができる)ハウスを導入してから、土耕(昔ながらの畝でつくる)ハウスの収穫や手入れがものすごいしんどい
いま土耕は植え付け本数自体減らして、手間を少なくしております。
最初に高設ハウスで栽培をし始めたときは、出来た苺の味が薄くてびっくりしました。ブラインドテストしたら絶対わかるやんーて思ってた。ですが、もう最近は肥料の研究が進み全く遜色がないどころか、今年なんか特にうち、高設いちごのが美味しいのでは……?と思ったりすることもしばしば。
土が多いとそれだけ蓄えられる栄養も多く、少ない肥料で美味しくできる確率も高いのですが、土には病気や虫が潜めまくりますので、美味しくすればするほど狙われたりするんよね。
苺を農薬ゼロで作るやり方でいくつかある手法の1つには、肥料をやらず過酷な環境に株を置いて、不味い苺にするってのがあるくらい。
うちは美味しさに重きを置いてるので、農薬はなるべく使わず美味しくする困難な道を曾祖父さんの時代から選んでおりますが、おかげさまでご理解いただけている気がする。ありがたい事です。