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11.192015
2015年11月19日の日記
特定の品種でブランド苺を作る農家には、苺の花びらを落とす作業があります。
まるで妖精がやってそうな、意味不明な仕事のように見えますが……花びらが残ってしまうと色付きにムラが出たり、残った花びらが腐ってしまったり、灰色カビ病の温床になったりと何も良い事がないのです。
苺がなり始めたら収穫のついでにやるのですが、初なりの苺だけは特別に、花びらを落とすためだけに回ります。
妖精ではなく、オイラたち中年と老人の農民が。’`ィ(´∀`∩
ちなみにこの作業、実や雄しべに触ると奇形になるので、心の中で「スタープラチナッ」と唱えながら花びらだけ取ります。精密な動作なのでとても肩が凝る。
同じ勝占ブランド苺でも、さちのかの花びらは勝手にハラハラ落ちるんですが、ゆめのかは全然落ちねーのな。。。