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5.292014
2014年05月29日の日記
【美味しい苺の選び方、買い方講座】
前回講座、苺の熟度の見分け方について の続編です。
前回のはこちら↓
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=680209982073881&substory_index=0&id=474317062663175
苺の美味しさとは!
品種や生産者、時期に関わらないポイントを、簡潔に書くならこれだと思います。
①熟度
②鮮度
③見た目
①熟度が大事なのは、苺は熟れれば熟れるほど甘くなる為です。熟度の見分け方は前回を参照だ!
②鮮度がなぜ大事かと言うと、苺は収穫後、主に呼吸によって糖分を消費していく為、甘みが抜けていくのです。ただ、色だけは収穫後も赤くなります。
実にハリがないやつ、ヘタに元気がないやつは少し古いです。なおヘタは新鮮でも茶色いときがあるので色でなくハネっぷりで元気度をチェックしてください。
③見た目。美味しい苺は、一つ一つのタネのまわりがぷっくり盛り上がってます。これは、ちゃんと受粉し子孫残すために光合成や土からの養分で実を大きくした証拠なのです。
そして、なるべく大きい実のほうが糖度が高い確立が高いです。(成長するのに時間がかかる=沢山養分蓄えてる。)綺麗なぷっくり円錐の形のものは舌触りが大変素晴らしいけれど、変な形でも、曲線で構成されてるようなおばけ苺であれば同じように美味しいです。まあ、見た感じで美味しそうだなって感じのやつを選んだらオッケーです。
ポイントは以上です!
ちなみにですが、一般的に苺が最も美味しい時期は2月です。12月頃の1番なり苺はすこしタネが大きくて食感が悪く、2番なりでタネが落ち着きしっかり手入れがされ苗も若く、気候的にもゆっくり大粒に成長した2月の苺は、最も糖度が高くて味わいも深く、感動的に美味しいのです。
あと、これを言うと今までのくだりは何だったのかってかんじですが、同じ産地・同じ品種でも生産者によって味は全然変わるので、気に入った味の苺があれば生産者名を覚えておいて買うといいですね!